FXで成功するためには、チャートの値動きの異変に気付けるかどうかが鍵となります。
その点、いつでも情報を確認できるスマホはFXの頼もしい味方です。
今回はチャートをスマホを使って短時間で判断するポイントを3つ確認しましょう。
まずはプロの為替予想を確認
プロの意見を参考にすれば、FXの知識に自信がなくとも成功を収められます。
まずは為替予想を調べることから始めましょう。
ブログやSNSなどを通したFXプロトレーダーの為替予想も数多く存在するため、スマホでも見やすく自分に理解できるサイトを見つけることです。
スマホの利点は短時間で大まかに情報を得られること。
チャート図が見やすいサイトであれば、すぐに内容が理解できるので便利です。
またスマホチェックの時間をまとめて取れるならば、複数のサイトを登録しておきましょう。
サラリーマントレーダーの私は、通勤時間の電車内で、参考にするトレーダーさんの「今週の値動き予想」のようなサイトを参考にしています。
ただ、それを鵜呑みにしてそのままトレードするということはしません。
あくまでもその目を付けたトレーダーさんの相場に対する考え方だけを吸収するようにしています。
またその際、1人の意見だけに頼らないことです。
1人だけに頼ると、考え方が偏り、その予想が外れた場合、何が悪かったのかを理解できなくなります。
数人のトレーダーさんの予想を確認しておけば、考え方のサンプルがそれだけ増えるわけですから、成功と失敗の原因を探りやすくなり、自分の判断力の引き出しを増やせるので、相場理解力を鍛えられますよ。
自分でザックリとチャート分析
FXプロの意見に頼りきっていると、相場が混乱した際(=想定外の値動きをした場合)にうまく対処できません。
日頃からチャートを眺め、ある程度は自分でチャートを分析するクセをつけましょう。
自分の経験値を上げるのが最優先です!
毎朝、スマホでチラ見したチャートから、大まかにその日の市場傾向を予想できれば上々です。
分析と聞くと難しく捉えがちですが、チェックするポイントは1つだけで良いので、身構える必要はありません。
で、何を確認するかというと、日足を中心に、できれば自分が普段エントリーする足の1段階長い足までのトレンドの方向性だけです。
日足の場合は、過去に付けた高値・安値ポイントもチェックし、今日の相場とそれらの高値・安値との距離感を確認します。
時間があまり取れないなら日足だけに絞れば数分で判断が済みます。
できれば3~5通貨ペアくらい確認するとベストです。
基本的に日足のトレンド方向に便乗していれば上手くいくため、ポジションを持ち越した場合は、うまく波に乗れているのか?を確認しましょう。
ファンダメンタルズの大ニュースはないか
FXのチャート予想のためには、各国の経済情報であるファンダメンタルズの確認も欠かせません。
特に自動取引(売買)プログラムを利用している場合、ファンダメンタルズを疎かにしていると、ダマシによる損害が生じてしまいます。
ココで言うダマシとは、AIの判断と人間の判断のズレによって起こる、自動取引の失敗ケースを指します。
たとえばドル高傾向へ転じると発表された場合、相場の現状にかかわらず、ドル買いが殺到するでしょう。
ところが、AIは既存チャートだけを参照して予想するので、現状がドル安傾向であった場合、世間と認識のズレが生じてドル売りしてしまうのです。
こうした事態を避けるためにも、大きな経済ニュースは調べておきましょう。
幸いスマホならば、SNSなどを利用してリアルタイム情報を得られますよ。
しかし、これは各トレーダーごとの考え方に差が出ますが、私はファンダメンタルズだけを信用しての取引はやっていません。
なぜなら、我々一般のトレーダーに入ってくる情報というのは、その情報を得た時の鮮度は著しく落ちているものだからです。
お金持ち達の「情報操作」である可能性もあるとさえ思っています。
だって、世の中のファンダメンタルズ分析が正しいと言うのなら、それを参考にした人たちは皆トレードで勝ててますよね?
名の知れたファンダメンタルズ分析の第一人者であれば、その意見を支持シている人は相当数いることでしょう。
しかし、実際の為替相場というのは、勝ち組が多くて2割程度のハズ…。
あれ?おかしいですよね?
為替相場である程度経験を積んでいる人ほど、
ことは熟知しています。
そうは言っても、各国の指標発表などは、色んな思惑が働いて値動きも激しくなるのは事実。
よって、より安全なトレードを目指すのであれば、ファンダメンタルズ的な大ニュースがある場合は静観してください!
リーマンショックでモロに直撃を喰らった私は、声を大にしてそう言いたいです!
自動売買ソフトを使っている場合も、一旦ストップした方が良いと思います。
以上のように、年に数回来る、値動きの荒い場面を回避するために、その日に予定されている指標発表など、ファンダメンタルズ的な大ニュースは欠かさずチェックして行きましょう!