FXで勝率を上げるために欠かせないテクニカル分析。
この記事ではそのテクニカル分析について改めて確認すべきことをご紹介します。
また、スマホアプリを活用してFX取引をする人が増えています。
そこでスマホアプリを上手く利用した方が良い理由についても解説します。
テクニカル分析とは
FXとは米ドル・ユーロ・円などの通貨を交換し、為替変動による差益やその通貨間の金利差を狙う商品のことです。
当たり前の話ですが、為替がどう変動するかは誰にもわかりません。
しかし、事前にきちんと為替相場を分析することでトレード勝率を上げることができます。
そして、その分析には大きく分けて経済情報などのニュースや背景から分析するファンダメンタル分析と、為替の値動きを現したチャートと呼ばれるグラフや色んな数値等を使って分析するテクニカル分析に二分されます。
ファンダメンタル分析に関しては、我々一般の投資家に届く情報というのは、届いた時点で古い(=鮮度が落ちた)情報である可能性が高く、またファンダメンタル分析のプロであるアナリスト達の予想の当たらなさを見ると、一般的なトレーダー向けとは言えません。
よってFX取引を行うときに売り買いの判断の参考にしやすいのは、必然的にテクニカル分析ということになります。
つまり、プロでも難しいファンダメンタル分析ではなく、テクニカル分析によってチャート上で将来の為替の動きを予測し、売買のタイミングを計る方が現実的ということです。
ちなみに、テクニカル分析はチャートを使って今後のトレンドを分析する方法であることから、短期投資の場合に有効と言われています。
ローソク足の見方を覚えよう
FXで買い時や売り時を見極めるためにはテクニカル分析の肝であるチャートの分析が欠かせません。
その中でも基本となるのがローソク足です。
ローソク足とはその名の通り、ローソクの形をしているグラフであり、始値や終値、高値や安値で構成されています。
ローソク足は1日の為替の動きをあらわした日足や、1週間の動きをあらわした週足が良く使われています。
しかし長期的なトレンドをチェックする場合は、1カ月の動きをあらわした月足が、デイトレーダー達の間では4時間以下の短期足が使われます。
そして、ローソク足は為替の動きによって色々な形に変化します。
例えば始値と終値が同じ場合は、胴体がない直線だけの形(寄引同事線)となります。
始値と安値がほぼ同じであれば通称「上ヒゲ」と呼ばれる形になり、終値と高値がほぼ同じならば「下ヒゲ」と呼ばれる形と言われ、相場の転換点にそれらが現れると注意すべき形です。
胴体の形やヒゲの長さなどをチェックすることで、為替の動きをチェックすることができます。
ローソク足は1本だけでも予測に役立ちますが、前日や前々日など過去のローソク足と組み合わせることで、より精度の高い予測をすることが可能です。
ローソク足には、為替相場参加者達の思惑が必ず現れると認識しましょう。
単純にローソク足の形だけ眺めるのではなく、そこで行われた売り買いの攻防のことを深く読み取るようにすれば、チャート分析の精度は格段に上がりますよ!
FXスマホアプリを上手く利用すべき理由
FXチャートを分析することで売買のタイミングをはかりますが、それにはアプリを活用することをおすすめします。
特にスマートフォンが普及したことを受けて、FXトレードもスマホアプリを使って取引する人が増えています。
スマホアプリの良いところは何といっても、どこでも相場が開いている限りいつでもFX取引ができる点。
スマホアプリならば、通勤途中の電車の中や仕事の休憩時間中にFX取引を行うことが可能です。
ところで仕事やプライベートの時間でも市場が気になって、ついスマホをタップしてしまう人も少なくありません。
このように落ち着かない状態で取引をするのが不安という人は、自動売買機能が付いているスマホアプリを活用する方法があります。
自動売買で有名なのがインヴァスト証券の「シストレ24」や「トライオートFX」ですね。
このシストレ24もスマホアプリ対応しています。
特にAndoroidの最新OSへの対応が遅れているなど課題があるアプリですが、メインはあくまでもPCで、スマホアプリからの操作は外出先から…というライトユーザーは検討の余地ありですよ。
- 基本的に取引は放置で、維持率などの微調整ができれば良い
- 本業が忙しいので、自動売買をセレクトするだけの投資から手軽に始めたい
- 過去の検証データが豊富で、選択肢選びもわかりやすい方が良い
以上のような、ほったらかしスタイルには、絶対外せないツールだと思いますよ。
ただ、自動売買ソフトの注意点は、相場環境によって適切な物を選んでいくことです。
長期的に勝ち続けるのであれば、コレを忘れてはいけません。
完全に放置ではなく、相場環境は家でしっかりやって、その時の一番チャンスがある通貨および自動売買コンセプトを選んで行きましょう!
その選択もスマホアプリで出先で華麗に入れ替えて行けたら投資環境としては最強ですね。
以上のように、スマホアプリの様々な機能を活用することで、いつでもどこでも落ち着いてFX取引を行えるのです。
進化し続けるFXスマホアプリ
刻々と動く為替市場で勝ち抜くためには、自らの戦略をすぐに取引に反映できるツールが必要不可欠です。
そのため、各証券会社で提供されているスマホアプリは日々進化を遂げています。
例えば1つの画面で4つのチャートを表示したり、リアルタイムチャートを見ながらワンタップで発注できたりする機能を備えたスマホアプリも存在します。
思えば、私がFXをやり始めた当初のスマホアプリは、そりゃ~もう酷く使い難いものでした。
しかし、現在はチャートに表示されるローソク足の本数も増えたし、私のような複数時間足を使ってトレードするトレーダーには必須な、チャートの同時表示も4つまで可能と、ここ数年で大分進化した印象を受けます。(スマホの画面そのものが大きくなったり、解像度が上がったりしてますからね…)
しかも、チャート上でトレンドラインなどを引くのも便利で操作も簡単になりました。
スマホアプリが使えないので、ブラウザ版を表示して、更新ボタンを連打していた時代が懐かしいですw
このように、今やチャート機能も拡充し、発注がスムーズになったスマホアプリが当たり前のように増えています。
ホント、トレーダーとしての環境は凄く恵まれていますね~!
ただ、そうは言っても、スマホアプリには各証券会社で色んな特徴がそれぞれあるのも事実。
真っ先にオススメしたいのは、口座開設と同時にPCチャートソフトとスマホアプリのデモ版を体験することができるものですね。
これを活用すれば、自分の投資金を投入する前にFXトレードをリアルに体験し、トレードの練習をすることが可能です。
複数のデモ版を比較して、お気に入りのFXアプリを見つけることができるというのは、実戦前に非常に大きいことになります。
また、私もそうなんですが、やはりチャートソフトで一番使い慣れてるのがメタトレーダー(MT4 or MT5)だったりしませんか?
証券会社によっては、最初からMT4やMT5上で受発注できるものもあるので、
だと言えます。
各証券会社のキャッシュバックキャンペーンを利用すれば、軍資金も稼げるし、メリットしかありませんよ。
あなたも是非、自分にしっくり来るアプリとその活用法を見つけてくださいね!