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【なるほど】FXでEMAの移動平均線の手法を選ぶときの3つのコツ

EMA

 

FXの投資手法として一番活用されている移動平均線。

その移動平均線の中でもEMA(Exponential Moving Average; 指数平滑移動平均線)を選ぶ人は少なくありません。

 

ただ、このEMAを使いこなすにはコツがありますので、注意が必要です。

 

この記事は、EMAを投資手法として選ぶときに重要となる、コツを解説していきます。

 

Chapter

トレンドの転換を投資に利用できる

FXトレードで移動平均線を使うトレーダーは多いですが、その中でもEMA(Exponential Moving Average; 指数平滑移動平均線)は、直近の値動きに対して直近の価格に比重をかけて算出された数値であるため、直近の動きに関しては敏感に反応します。

つまり、トレンド転換する局面では、転換するタイミングに早めに気づける確率が高いです。

 

このEMAが有効なのは特にトレンドを形成している時です。

逆に、一定の価格を上下するレンジ相場では返って過敏に反応してしまうという欠点があります。

 

その欠点(弱点)に注意しながら、売買サインの目安にする…という手法は過去にすごく流行りました。

だだ、一般的に「だまし」と呼ばれるサインも多いので、そのEMAの動きのタイミングだけで売買をすると根拠がないまま取引することになります。

なぜなら移動平均線そのものが、絶対的な存在ではなく、あくまでも値動きから導き出された計算値だからです。

実際の値動き ≫ EMAの計算値

という関係性を念頭に置かないと、そういう「だまし」に引っ掛かってしまうので、注意しましょう!

 

稼げる根拠がないときに売買をしても損をする可能性が高いです。

EMA(指数平滑移動平均線)は、トレンド継続を把握するツールの1つとして捉えるのは有効ですが、EMAだけに頼ったトレードは間違った判断をすることもあるので、ご注意ください。

 

 

SMAも合わせて利用する

SMA(単純移動平均線)のデメリットを補えるのがEMAです。

SMAは一定期間の終値の平均値から算出される移動平均曲線になります。

単純だからこそ強みも確かにあります。

しかし、SMAはEMAほど、直近のトレンドに対して敏感ではありません。

 

チャートに反映されるまでに時間がかかるために、急激なチャートの変化には対応できないのです。

そのような点を補うのがEMAです。

 

EMAは直近の相場の値動きに重きを置いた数値なので、急激なトレンドの変化にも対応できます。

しかし、前の章で説明した通り、SMAより「だまし」になるケースが多いのです。

 

よって、この「だまし」が発生する可能性を考慮して、

SMAとEMAの両方のサインを確認してから売買をする

という合せ技で考えることが大事になります。

つまり…

EMAの弱点である「だまし」を見抜くために、SMAの情報も集めるのです。

 

私の場合は、売買ルールには使っていませんが、ボリンジャーバンドの真ん中の線のパラメータにSMAとEMAの両方を使っています。

 

ただし、何度も言ってしつこくて恐縮ですが、あくまでもそれは目安であって、1つの判断材料に過ぎません。

本当に大事なのは、相場そのものの値動きなので、その1点だけはいかなる場合でも忘れないでください。

 

 

短期と長期を合わせて判断する

EMAを利用する際の3つのコツ…その最後は、

短期と長期などの情報を合わせて考える

とうことです。

 

短期足だけを見ていると、売買タイミングの根拠が薄くなる可能性が生じます。

 

例えば、有名なのが短期の移動平均曲線が長期の曲線を下から上へとクロスするゴールデンクロス。

長期の移動平均線が短期の曲線を上から下へとクロスするデッドクロス。

 

コレ自体に頼ったトレードでは勝ち難くなってきたということは既に説明しましたが、売買のタイミングとしてではなく、市場参加者の思惑を客観的に見るサインとして利用するのはアリです。

 

また、短期のEMAだけでは見つけられない「だまし」でも、長期のEMAにはサインが出ることもあります。

同じEMAを活用するにしても、短期間の曲線だけでなく、長期間の曲線も使えば、チャート分析に役立つことは覚えておきましょう。

 

ただ、ここでもしつこく言いますが…くれぐれも、移動平均線単独でトレードを判断せず、目安の1つとして有効に活用してくださいね。

 

以上、参考になりましたら幸いです。

 

 

EMA

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