FX投資をするなら、さまざまな手法を理解し身に付けておくことが大切。
そして、自分のスタイルに合ったものをチョイスして行けば良い…私はそのような考えで今でも勉強はし続けています。
その中で、どんな知識を得ようとも、やはり絶対に外せないのがサポートラインやレジスタンスラインを見ること。
この2つは私のトレードには必須なものです。
この記事では、そのサポートラインやレジスタンスライン詳細について見てみましょう。
相場展開を見極めるために
FX投資で成功するためには、一にも二にもチャートの動きを見極めることが重要です。
為替のレートはどの通貨ペアも「相対評価の値」ですが、そのレートが動かないことには相場から利益を得ることは叶いません。
昔は、1ドル=360円という固定相場の時代がありましたが、今は変動相場の時代。
全く動かない通貨ペアというのは、よっぽどマイナーな通貨ペアでない限りありません。
で、FXで利益を上げるためには、相場の展開を予測することが必須条件になります。
相場展開の予測には大きく分けてテクニカル分析とファンダメンタルズ分析がありますが、そのどちらも、過去のトレンドや経済指標、各国中央銀行の為替政策などのたくさんの要因に注目しなければなりません。
そんな中、私を含め投資家やトレーダーの多くが重要視するのが、サポートラインやレジスタンスラインを見る手法です。
ある有名な教材で「ライントレード」っていう言葉が流行って、今はそれが一般的に定着してきた感じがします。
私は、この2つのラインを重要視する手法をしっかりとマスターすることで、乱高下する荒れた相場展開でも落ち着いてFX投資を楽しめるようになりました。
サポートラインとレジスタンスラインって何?
過去の私のように、あなたもこの疑問をきっとお持ちでしょう。
これからFX投資で稼ぎたいなら、理解しておくべき用語の一つなので、ぜひこの機会に覚えてください。
この2つのラインを分かりやすく言い換えると
- サポートライン=下値支持線
- レジスタンスライン=上値抵抗線
になります。
「支持線」と「抵抗線」という言葉を聞くとなんとなくイメージがつくという人も多いかもしれません。
相場が下落して上昇に転じるポイントを結んだ水平ラインが、すなわちサポートライン。
「これ以上は下がらない」という判断のもと、多くの買い注文が入るポイントです。
一方、相場の上昇局面で下落に転換するポイントを引いた水平ラインをレジスタンスラインと呼びます。
「買われ過ぎ」と考える投資家の心理などが働き売り圧力が重しとなって、相場の過熱警戒感のサインが出た証拠です。
また、上の図のように、あるレートに引いた水平線が、同じ1本なのに「レジスタンスライン → サポートライン(逆もしかり)」に役割を変えることが多々あります。
上の図は【レジサポ転換】と一般的に呼ばれます。
このレジサポ転換は、今まで心理的な抵抗線となっていたラインが、今度は逆に心理的な支持線に変わったという、投資家の心理にインパクトを与える非常に重要な位置(着目点)になるので、私は普段のトレードは、こういう市場参加者達の心理が大きく動く場所を狙ってエントリーしています。
言うまでもなく、相場は常に上下の動きを繰り返しながらチャートを形成しています。
この水平ラインは、相場の中で唯一絶対的な存在である為替レートの目印です。
どんな手法であれ、この為替レートに着目した水平ライン(サポートラインとレジスタンスライン)は必ず意識して見ておくべき物なので、まずは過去を振り返ってチャートの山になっているところ、谷になっているところに水平ラインを引いてみてください。
その水平ラインの多くが、その後の相場において、ある時はサポートラインに、またある時はレジスタンスラインに…という感じで目まぐるしく変わって、ちゃんとラインが機能していることが確認できると思いますよ。
トレードのタイミングを逃さないために
サポートラインとレジスタンスラインの見極めができるようになれば、FX投資で成功をおさめる可能性は高くなります。
他の投資家やトレーダーよりもチャートの先読みができるようになるため、展開を予測することも可能になるでしょう。
相場は常に上下していますが、不思議なことに過去の値動きの山や谷に引いた水平ライン(サポートラインかレジスタンスラインのどちらか)に吸い寄せられるように動きます。
なので、特に直近の値動きに対して近い所を通る水平ライン上の攻防には要注意ですよ!
また、サポートラインがわかることで、絶妙な買いのタイミングでの注文が可能です。
などの事態も回避できます。
一方逆に、レジスタンスラインを知ることで、売りのタイミングも測れますし、ロングエントリーしてた場合の決済のタイミングの目安にも使うことも可能です。
冷静で客観的な取引をするためにも、サポートラインとレジスタンスラインを利用した手法は、知っておいて損はない手法ですよ。